ウェアラブルデバイス勉強会 大阪に参加してきた

2014/07/18

ウェアラブルデバイス勉強会@大阪に行って来たので、気になった事メモってきました。

主催は村岡さん(@bathtimefish)さんで、関西から盛り上げて行こうぜ的な熱いお話からスタート
まずは、神戸大学塚本先生のお話

※聞き取れなかったり、ふーん、な部分は端折ってます。

ウェアラブルデバイスとは

ウェアラブルデバイスをつけて14年。学術的な観点と、実際に身に着けて生活して来た体験から得た知見のお話

  • ウェアラブルデバイスは以前からあった言葉で、体に身に着けて、実生活で使って、コンピューティングするもの
  • 没入型HMD(ヘッドマウントディスプレイ)のようなデバイスは、実生活で使わないのでウェアラブルデバイスとは呼ばない
  • ipodはウェアラブルデバイスと呼べる

Android Watch

時計なので、利用想定順は

  • 通知機能
  • 音声認識
  • 手動立ち上げ

として考えられてる

以下、各製品の簡単なレビューがありました。

iWatch

  • またしても遅れて11月発売?
  • 10種類以上のセンサを搭載してるらしい
    「9軸(加速度3軸、ジャイロ3軸、コンパス3軸)モーション+心拍」じゃないだろうーなー
  • 予想:加速度、ジャイロ、コンパス、温度、湿度、明るさ、心拍、血圧、血中酸素飽和度、 (あと一個聞き取れず
  • かなり制作に苦戦してるのでは

Epson Moverio

epson-moverio-bt-200-glasses
ずっと使うの難しい

  • 外光の反射
  • 目が外からちゃんと見えない(普通の眼鏡掛けてる人に比べると、その人を見たときに目が見えないので違和感がある

Recon

Recon-Jet_white
去年申し込んだけど、全然来ない。10月予定。

PanasonicのHX-A500

panasonic-hx-a500-wearable-camera

  • 画質4k。ただし、違い分からない
  • 2分半の動画でで853M
  • 振動補正は良く効いてる

全体的な印象としては、まだまだ広がるには物足りない、といった感想。
後のパネルディスカッションでも仰っていましたが、一番足りないと感じるのはアプリケーションだそうです。

HMDがもたらすユーザエクスペリエンス

中内さん。
デザイナー目線でgoogle glass を半年付けたお話

  • google glass の仕様、操作方法
  • 実演、take a picture 、trancelate(カメラに写った文字をリアルタイム翻訳)
  • usable movable wearable で次がfashionableの流れで物が広がっていくという独自分析
    • 例1)置き時計、懐中時計、腕時計
    • 例2)家電話、携帯電話、(デコられた、かわいい)スマホ
    • 例3)眼鏡、グーグルグラス
  • 公認アプリ65本、非公認約300本
  • ほとんどスマホでよかった。では、グラスで良かったとこは?
  • 知識の外部化(検索力)、隠蔽化(相手には見えない、と解釈しましたがあってるかな)
    • 夜の道路ナビアプリ=TRONごっこと呼んで楽しんでる
    • SFの世界、ネット(情報の世界)の内側を行ったり来たりする感覚
  • ライフログ、イベント系では(今のビデオカメラやスマホに比べて)自分がそのまま楽しめる
  • 眼前の画面・カメラを使えるのがスマホに無いUX
  • この会では、社会で使って行く上で、ルール・マナー作りに期待したい

(私の感想:usable movable wearable fashionable という観点は非表示に面白かった!)

パネルディスカッション

  • すでにデコられたグーグルグラス

  • google glass 全アプリ(入力?)使おうとすると熱くなってシャットダウンする
  • google glassは入力デバイスが弱いので、脳波や、腕や手の動作を読み取れるMYDとの連携に期待
  • シリコンバレーでは、ハードできて、プロトタイプすぐに出来るあまりいない。すぐにプロトタイプ作れる会社は評価高い。
  • インフォロッドとかすでにしっかりとした製品あるよ
  • 子供が外で遊べる機会を増やせるのでは

(私の感想:子供が元気に外で遊べるようになる未来なんて、ステキやん?)

終わって

塚本先生と村岡さんにご挨拶させてもらえた。村岡さんには、さらに熱い話をいっぱいしていただいた。

  • レスポンシブルの通じない世界
  • 関西でウェアラブルリードして行こうぜ

まとめとしては、村岡さんプレゼン力と情熱に感動した会でした(そこ