金曜土曜(7/6,7)と福岡にてcakephp翻訳に行ってきました。atndはこちら
cakephp2.0のドキュメントはまだまだ日本語化が進んでいなかったので、それをみんなで進めようという@cakephperさん主催のイベントです。福岡会場と、東京サテライト会場という形式で行われました。2日間にわたって行われました。
参加目的
わざわざ翻訳しに福岡まで、とも思ったのですが、
- 英語を読むということへの抵抗を少しでも無くしたい
- こんな機会を利用しないと翻訳なんて、自分でやろうとしない
そう思って、思い切って参加してきました。
で、実際参加してみて、想像以上に収穫の多いイベントになりました。
環境構築
最初は翻訳に環境構築?とも思ったのですが、
ということで、sphinxが動く環境とpull request できる環境が必要になります。いきなりこの準備でテンパリましたw
やばい、付いていくのに必死なのでめも。sphinx入れてhttps://github.com/cakephp/docs sphinx-quickstart 叩く。先のrepをフォークして git clone https://github.com/cakephp/docs それをjaディレクトリでmake html
— パペットTV (@papettoTV) July 6, 2012
まとめておくと、sphinxの入れ方は、ここに書いてる通り、
easy_install sphinxcontrib-phpdomain
sphinx-quickstart
で、インストールできました。sphinxコマンドが利用できるようになるので、最初にセットアップを済ませます。
色々聞かれますが、割とここはデフォルトのまま進みました。
sphinxというのは簡単言うと.rstというファイルを作っておくと、そこからコマンドでhtmlやpdfを生成できるツールです。なので、git cloneで持ってきたdocsファイル群にたいして、まず最初にhtmlを生成しておきます。
これでローカルにcakephpドキュメントが見れる状態になったと思います。
翻訳作業
初日は、福岡rubyセンターを、2日目はFusic株式会社さんの会議室をお借りして翻訳作業です。
準備
で、ここがもっとも個人的にはタメになったのですが、翻訳作業の準備は
- https://github.com/cakephp/docs をフォーク
- フォーク先をgit cloneしてローカルにコピー
- 作業用のbranch切って、git checkoutで作業用ブランチに移動
ここまでが最初のステップです。正直、まだgithubを使いこなしていない自分に取ってはここまでの一連の流れが非常に新鮮でした。
翻訳開始
翻訳が始まってからの簡単な流れは、
- 英語の文を日本語に修正
- make html (sphinxの機能)して生成されたhtmlを確認
- 上記1、2を繰り返して1ファイル翻訳しきったらcommit
- git push してフォーク先に反映
- githubにて、pull requestして、後は反映されるのを待つのみ!
ちなみにはぢめてのpull requestがこちら。今のとこまだ未反映です。(ドキドキ
問題なければ取り込んでもらってcakephp/ja に反映されるのですが、何か問題あれば、その理由ともに返事がくるので、またそれを対応して再度pull request する、というフローになります。
※追記、結局うまく取り込めなかったようで、試行錯誤した結果、フォークするところからやり直しました。。。それがこちら
翻訳に際して心がけ
自分は英語得意じゃないし、こんなことできない。。。と思っているあなた!大丈夫です。なんとかなります。なぜなら
原文が英語で書いててもnativeな人が書いてるとは限らない
つまり、英語で書かれてるけど、英語得意でもない人が書いてたりするので、意外といいかげんだったりする。そんな英文を日本語に訳してるんだから、変でもしょうがない、と考えれば思い切ってできる!
日本語無いよりはあるほうが絶対マシ(という気持ち)
英文だけの状態より、無いよりは絶対多くの日本人にとっては読めるわけだから、日本語が多少おかしくても、大きな貢献になるのは間違いない!
つまり
自信を持って、訳して、いいんです。むむっ。
最後に
あとは、翻訳以外でも色々楽しめたのですが、とりあえず一言、福岡いいねっ!ということで締めます。次は11月のphp祭りかな?