「遺書一筆」リリース

2017/10/20

遺書一筆というサービスをリリースしました。

遺書一筆とは?

遺書一筆とは、遺書を書くことができるサービスです。
遺書を書くことで、普段中々意識しない"周りへの気持ち"や"日常の有り難さ"という気持ちが、少しでも意識できると思います。それにより普段の"生きる"が、少しでも充実できると考えて、サービスを作りました。

何ができる?

遺書を書けます。それだけです。もちろん、いくつも書くものではなく、書ける遺書は一つだけ。簡単に言うと、1つしか書けない日記サービスです。

何故こんなサービスをつくったか?

このサービスを作った目的は

  • (想い)自分の周りのみんなに、少しだけでも"生"を充実させる方法を伝えたかった
  • (技術)技術的に勉強したかった(loopback,react)

の2つがあり、今回は"想い"について書きます。次の記事で技術編を書きます。

作った想いについて

ここ数年ですが、"生きる"ってなんだろう?と改めて考える機会が増え、自分の中である一定の答えが出ました。それは、

いつ死ぬか分からないので、今生きるていることに出来る限り感謝する

と言うものです。ありふれた言葉ですが、色々考えが巡った結果、一言でいうとこの形になりました。

感謝しているか

では、普段から全力で感謝しているか、を振り返ると、そうでない日々がすごく多いことに気づきます。

  • 誰かと比較して、劣等感を感じる
  • 自分か感じた嫌な気持ちを、人にも押し付ける
  • 仕事のプレッシャーがきつくて、会社に行きづらい

など、息苦しく生きている時間がないか?小さなストレスを貯めてないか?そうやって自分を追い詰めてないか?
そんな、辛い時間が少なからずあることと想います。

でも、もっと、"生きる"、って本当はそれだけで幸せなことじゃないか?そう考えるようになると、そんな嫌な気持ちにも、ありがたいと考えれるようになってきました。

感謝を意識する

簡単に言うと、"生きていること"そのものに感謝できれば、日々の生活が充実したものになる、そう気づきました。それができるようになると、普段の様々な出来事にポジティブでいられるようになりました。

  • 3食食事が食べられること
  • 会社の仲間とともに笑いあい、目標に向かって頑張ること
  • 帰る場所があること
  • 外の空気が吸えること
  • いつものように朝が迎えられること

なんでもない日常に少しでも感謝できれば、普段の"生"が少し充実する、ということに気づきました。

みんなに伝える

これが分かって、自分の"生"は少しずつ充実し始めたのですが、これをみんなに伝える・分かってもらいたい、と思うようになりました。自分とコミュニケーションできる人には伝えることができますが、自分と関わらない人には、中々伝えることは難しい。そこで、考えたのが、このwebサービスです。これを通して、利用者に

普段中々意識しない、"生"への感謝を意識する

ということを伝えたいと思いました。

遺書を扱うこと

一見、遺書というセンシティブなものを扱うのは、ためらいがあったのは確かです。

  • そんな大事なものを個人が運営するようなサービスで利用しようと思う人が現れるのか?
  • 扱うデータの内容が重すぎない?
  • そもそも、本当に遺書として遺す人が現れて、何かトラブルに巻き込まれない?

上記のように、本当に"遺書を遺す"サービスとして、捉えられると、本来の意図とずれてしまうという懸念はあるので、webサービスとしての、メッセージの伝え方は難しいなと思っています。公開した今も、最適な形とは思いませんので、ぜひ、皆様からのフィードバックいただければ思っています。

個人だからできるサービス

ですが、だからこそ、こういったテーマを扱うサービスは他で見当たりません。
なので、存在意義があり、公開する意味があると思っています。もし、公開して、利用者が増えれば、個人的にもやった甲斐があったなと思えますので、広まってほしいという気持ちはあります。

非公開

「え、恥ずかしくて遺書なんて書けない」そう思いましたか?
安心してください、公開されてませんよ。
書いた遺書は、書いた本人しか見れません。
※今後のversionで、見たい遺書に課金した人のみに公開する予定です。

え、webなのに、非公開ってそれ意味ある?

このSNS全盛の時代に、非常にクローズドなwebサービスです。

  • 遺書というセンシティブなテーマ
  • クローズドなサービス

誰もやろうとしませんよね、特に企業は。だからこそ個人でやる意味があるのかなと思いました。
※今後のversionで、見たい遺書に課金した人のみに公開する予定です。

まとめ

とにかく、一度書いてみてほしいです。

そのときに何を感じるか、何を想って書くのか。
  “それ”を感じ取ってもらえれば幸いです。

遺書一筆